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*当事者の家族のあり方
うつ病になった当事者の方はもちろん、 家族の方々も同様に辛く苦しい思いをされています。
いつ治るのだろう…、どう接していけばいいのだろう…
「いつ治るのだろう」、「どう接していけばいいのだろう」、「ずっとこのままではないだろうか・・・」
など、日が経てば経つほど不安や焦り、また諦めなどの気持ちがつのってくるのではないでしょうか。
よく家族のあり方としては、「病気や行動を理解してあげること」と言われますが、実際うつ病に関しては、「こういう不安定な心理状態や体調になるのです」と具体的に説明をしても、それを理解できる方もいれば、あまり理解できないという方もいます。
「理解してやれなくて申し訳ない」と思って落ち込んでしまわれる方がいますが、決して落ち込む必要はありません。
なぜなら、どれだけ当事者の心の状況の説明を受けたとしても、自分の実体験や、過去に近い心境になったことがないと、知識としては分かっても感覚として理解の枠に落とし込むことはなかなかできないからです。
これは高所恐怖症や狭所恐怖症の人たちの気持ちの感覚を、そうでない人が理解しようとしても実感しにくいのと似ています。理解できる人は理解ある上で、理解できない人はある程度までの理解がある上で、当事者を支えていきましょう。
実際にうつ病の方に家族ができることに関しては、下記のページを参考に取り入れてみてください。
ここでは家族の方々が、うつ病の方を支えていく中での心身のバランスを上手にとるためについてご説明させていただきます。
家族自身が辛く苦しい思いで接していると、当事者は敏感にその思いを感じ取り反応しますので、双方にとって良くない環境を生み出してしまいます。
これを防ぐには、家族自身が定期的に息抜きをとる必要があります。「そうは言っても、心配で目が離せない」と思われるかもしれませんが、一週間のうち半日でもよいので当事者からきっぱりと離れて好きなことをするようにしてみてください。ただその間、「他の人に任せる」といった潔さは必要となります。また、「ほったらかしにされたと思わないだろうか」などの心配はしないでください。それは間違った考え方であり、そんな考えは一切持たなくて大丈夫です。
それよりも、常に一緒にいて息がつけなくて元気がなくなっていく家族よりも、たまに息抜きすることで常に元気な状態でいる家族が側にいる方が、当事者のしっかりとした支えになり、回復への力添えとなります。
そして勇気のいることですが、当事者がいる状態を隠しすぎないようにすることです。
隠し事というのは、多ければ多いほどストレスになります。世間の目を気にしすぎて隠していると、結果的に世間の目より自分で隠し事を作ったことでのストレスに振り回されます。
それよりは、なにもすべての人にすべてを言う必要はありませんが、自分が話しやすい人や信頼できる人には当事者がいることや自分の状況などを簡単にでもいいので伝えることをお薦めします。
当事者を支えている頑張りを、誰も知らないという状況は、家族自身にとって本当に辛いものです。それよりも一部の人だけてもいいので、当事者や家族自身が頑張っていることを知ってくれている人がいるということは、とても心の励みになります。
そして一番大切なことは、
そして一番大切なことは、「必ず良くなる、必ず回復する」と信じること。
もちろんたた信じるだけでは良くなりませんし、信じ続けるのはかなりの根気が必要です。
効果的なのは、漠然と信じているのではなく、「~ができるようになったので、良くなってきている」と判断できるように目標を定めてみることです。
例えばうつ病の方であれば、「完治」を目標に設定すると、かなりハードルが高くなり信じることに疲れてしまいます。それよりは「当事者が自分の心のバランスを自分である程度コントロールできるようになる」という状況を目標に設定すれば、具体的になるため力を集中できます。
「定期的な習い事に行けるようになる」や「アルバイトができるようになる」などでもいいのです。ここまでだったら一緒に頑張っていけばクリアできるかもしれない、と思える位置を定めて「必ず良くなる、回復する」と信じることです。
当事者を辛抱強く支えていくことは、とても大変なことです。
無理をし過ぎず、自分自身を追い込まず、日々の生活と折り合いをつけながら上手に当事者の方と向き合いましょう。
困ったとき、行き詰まったとき、助けを求めることができる人が周りにいない、些細なことでも相談できる人がいないなど。当事者の家族の方に安心してご利用いただけるために「ききたま」聴き屋はいつでも力になります。
当事者の家族の方へのサポート内容
家族カウンセリング
ききたまでは、うつ病の方のご家族へのカウンセリングをご用意しています。
「当事者を支えている家族」としての不安やお悩みはもちろん、そのことから派生する問題でも結構です。
カウンセリングを行うことで問題を整理し、改善していくことをサポートします。
カウンセリング内容の例
- 当事者にどのように接することがお互いにとって良いのか。
- 当事者の気持ちを少しでも理解するにはどうすればいいのか。理解できない場合どうすればいいか。
- 当事者の社会復帰のための相談。
- 病院を選ぶ際に必要なこと。前もって理解しておくこと。
- 当事者にとって今必要なこと、ご自身にとって今必要なことは何か。
- ご自身が心のわだかまりを吐き出し、スッキリしたい。
また、うつ病の方と接するには、接する側の心のバランスがかなりしっかりと安定していなければ、どうしても考えが不安や心配の方に傾きがちになっていきます。「元気のない人を元気にする」、言葉では簡単ですが、実際に接する側が受けるストレスはとても大きなものです。気づくと「自分自身がうつ病や引きこもりの様な状態になっていた・・・」、というようなことが起こるのはこのためです。
心身のバランスを整え直しながら、一緒に当事者の方の回復・改善に向けて着実に進んで行きましょう。
交流会
同じ状況におられる方たちと交流を持つことで、そこから新たな気づきや発見が生まれます。
またお互いの話を共感し合うことで、心強い仲間ができます。
交流会開催のご案内は、ホームページでお知らせしています。
内容などは会によって変わりますので、その都度お伝えします。
交流会参加希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

